甲斐駒ケ岳(2010.07.22)

白く輝く南アルプスの貴公子、あこがれの三角ピークに立つ

北岳から北を眺めて一番存在感がある白いピラミッド、甲斐駒ケ岳

「毅然という形容に値する威と品をそなえた山容である」と、

深田久弥が讃えているその、貴公子に、会いに行って来た

北沢峠付近で唯一幕営が許され居る北駒仙小屋

夏休みに入り多くの高校生登山部の合宿で利用されている

ここで今夜は幕営

北駒仙小屋〜仙水峠〜駒津峰〜直登ルート〜甲斐駒ケ岳〜トラバース道
〜魔利支天往復〜駒津峰〜双児山〜北駒仙小屋

昨夜は夕立があり水の浸入を心配したが、大事にいたらなかった。

朝は少しガスがかかって山は見えない

小屋の奥にある登山口を左折して仙水峠を目指す
朝5時スタート

登山口より30分  仙水小屋
この小屋は食事がおいしいと評判

ゴーロ状の斜面を歩くようになれば仙水峠は近い

仙水峠着(2264m)  仙丈ケ岳も見える

甲斐武田武士の守りのご本尊魔利支天が

登山者を圧倒し、威厳に満ちた姿で聳えている

高校生登山部も休憩中

鳳凰三山 地蔵岳のオベリスクも見える

ここから駒津峰までは、標高差476mの急斜面

急登を喘ぎながら登ると太陽の日差しが樹林帯に入って来る。

樹林帯を抜け一気に展望が開け、北岳・間ノ岳が見える

仙水峠より1時間30分 駒津峰到着

駒津峰より今から行く甲斐駒の全景
摩利支天を従えて

いよいよ本峰目指して、まずは鞍部まで岩尾根を下って行かなければ

折角登ったのに、下るのはつらいなぁ

六方石から直登コースと右にトラバースコースがあるが本日は
直登コースを選択

直登ルートは正面の背骨を一気に頂上へ

正面右に前を行くパーティーが見える

振り返れば駒津峰・仙丈ケ岳

コースは右上の石の下を進む

左側は切れ落ちた岸壁

花岡岩の斜面は岩と砂が交って滑りやすい

下を見ると・・・・・おぉ怖い

やっと頂上が見えて来ました

駒津峰より1時間30分 甲斐駒ケ岳頂上
大休憩

駒ケ岳神社が祀られている

富士山もくっきり

摩利支天側よりぞくぞくと登山者が登ってきている

鋸岳方面

摩利支天に向け下山

下山道に祀られている剣

バックを置き摩利支天へ

摩利支天 頂上

摩利支天を下山する途中の岸壁
摩利支天往復40分

駒津峰まで帰ってきました

ここからの双児山を経由して

北沢峠まで降りてきました

長衛荘にてビールと角煮丼を頂きました

九輪草

休憩の後は北駒仙小屋まで15分



また新しい登山者のテントでいっぱい


明日は仙丈ケ岳へ

標高差(1000m弱)、青空に聳える白いピラミッドのピークに立つことが出来、

満足感でいっぱい

魔利支天の大迫力、白砂を敷き詰めた頂稜部、四方に落ちる急峻な岩尾根・・・

アルペン要素たっぷりの甲斐駒ヶ岳、山行記に新しい頁が出来ました



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