九重連山テント泊(2010.06.09〜11)

ミヤマキリシマ 咲き誇り 山くれないに 大船の〜♪

峰を仰ぎて 山男  花の情けを 知る者ぞ〜♪

 
坊ガツル讃歌に唄われる、山くれないの平冶岳・大船山・久住を歩きたいと思っていた

男池からの周回コースも魅力だが、やっぱり九重山のオアシス坊ガツルは外せない

今年は例年になく花の時期が遅い・・・。見頃は中旬以降の様であるが、天気予報が

心配。ならば少し早いが天気の良い時期に行って見る事に。今回は牧の戸に自転車

をデポし、長者原より坊ガツルまでテントを持ち込み、ベースキャンプにして平治岳・大船山

を登り、法華院温泉・中岳・久住山から沓掛を経由して牧の戸に下る縦走を計画した。

バックの総重量20kg・・・どうなる事になるのやらlぁ〜?〜?。

1日目

 天気は快晴 牧の戸・長者原の駐車場は満杯 道路の両側も県外ナンバーの車で一杯。

12時、長者原登山口の奥から白水川に架かる橋を渡り、タデ原の遊歩道を進む

九州自然歩道に指定されているこの道は、三俣山の裾を徐々に高度を上げながら

半周し坊ガツルへと続いて行く。   硫黄山は噴煙を上げ、ちょっと不気味な存在

登山道に入ると火山特有の黒土、うす暗い広葉樹の林の中はかなり道がぬかるんでいる 

林を抜けると、あちらこちらで ミヤマキリシマが迎えてくれる

雨ヶ池越  平坦な草原の道となり、木道を行く、

雨が降ると池が出来るそうだけど、今日は水は溜まっていない

雨ヶ池から道は下り気味になり、新緑が綺麗

大船林道にあたり、坊ガツルの大草原が目の前に開けてくる

右に三俣山、正面に中岳、、左に大船山、平冶岳と九重山群の

名山に囲まれた標高1250m前後の湿原盆地で感動の場所だ

坊ガツルの真ん中を流れる鳴子川の清流

「坊ガツル」キャンプ場

左奥に法華院温泉が見える 

背後に硫黄山からの噴煙が上がっている

30張位あるだろうか 坊ガツルにはカラフルなテントが良く似合う

空いている所にテントを設営する。約30分で設営完了して平治岳に向かう。

新設された避難小屋もあるのでテントがなくても泊まる事は可能である。

避難小屋を越えてすぐ薄暗い登山道へ入って行く

坊ガツルより50分   大戸越(うとんごし) 

男池・北大船山の分岐でもある

一方通行となっている上り専用の登山道を登って行く

かなりの急斜面を枝やロープを掴みながら頑張ると、平治岳南峰(1610m)

歩いて来た坊ガツルが真下に見える、山々に囲まれて、まさに四面山なる坊ガツル、

納得〜  平冶岳からピンクの絨毯に座って見る坊ガツル、

思った通りの素晴らしさに大感動!

平冶岳は双耳峰、三角点は南峰から10分程北にある

南峰からミヤマキリシマのトンネルを縫って、平治岳(ひいじだけ1643m)頂上

三俣山、硫黄山、九重山群が目の前に迫って来る

真下に大戸越を見ながら、下りルートを下りて行く。

その後は、大戸越から来た道を坊ガツルまで引き返す。

ゆたりとした時間が流れ、三俣山に夕日が沈む、

テントの中は、下が草原のためフカフカして最適

吹く風もさわやかで肌に気持ちいい

至福の時

・・・・・・

しかし

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